支援塾生体験談

渡邉 笑美香

静岡県立大学 国際関係学部国際関係学科2年 渡邉 笑美香

興味のあることに惹かれて
経験を積んだことで、
将来就きたい職業の選択肢が増えた。

ラジオをきっかけに他の業界にも興味が広がった

高校生の頃からラジオはよく聴いていて、その業界に興味を持っていました。大学のキャリア支援センターからのメールで、K-mixの番組制作のワークショップの案内が届いた時には、即、参加を決めました。自分でもマイクに向かって喋る経験をしてみたいという好奇心からです。実際のワークショップの主な内容は、社会人の「仕事」や「そこから得たこと」についてのインタビュー。きちんと内容を見ずに参加したけれど、社会人に話を聞くというのも、初めてのことです。話の聞き方やインタビューの進行などは難しかったですが、良い経験になりました。でもやっぱり、憧れのDJ体験が出来たことが一番印象深いですね(笑)。

DJをより近いものに感じたことでラジオ以外のメディアにも興味が出て、自分が将来何をやりたいのか、具体的に考えるきっかけにもなりました。広告業界にも興味が出てきてさらに迷うようになりましたが、それは視野が広くなり、自分の中で選択肢が増えたということなのだと思っています。

社会では積極的に動くことを期待されている

支援塾生になってからは、今まで、知らないがゆえに漠然と抱いていた社会に対する恐怖心や不安がなくなりました。編集委員として取材に行くことで、スーツも着慣れました。バイト先のカフェでは、それまではただ給料をもらうためだけに勤務するという意識でした。しかし、財団での経験を経て、お客さんの様子を見て気づいた"お店をこうしたらどうだろう"という改善提案をオーナーにしてみました。「こんな事言ったら生意気だと思われるだろうか」と心配していたけれど、その意見が歓迎されたことで、自分から積極的に動くことを期待されているのだということがわかりました。

グループワークでは共通認識のルールが必要

編集委員の仕事では、会議に参加できなかったり、原稿をぎりぎりで出したりしていたので、他のメンバーには迷惑をかけっぱなしでした。原稿の提出期限が詰まっていたのは私だけではなかったので、リーダーから伝えられた締切は原稿なのか、または全体の制作なのかを最初に明確にするようにしました。それができたのは最後だったけど、共通の認識でルールを決めることの大切さを実感しました。また、初対面の人が集まるグループワークでは、お互いがどんな人なのかを理解できないまま、いきなり始まってしまう感覚でした。すぐに打ち解けて話ができる人の方が少ないと思うので、グループの場を温める時間を設けた方が、もっと良い意見が出たかもしれないと思うと、少しもったいない気もしました。

好奇心をきっかけに経験を積んでいく

今は、周囲の2年生よりも将来のことを考えているという自負があります。今後のために、今のうちにこんな事をしておこうと、先のことを考えられるようになったからです。支援塾生になったきっかけは、「ラジオDJをやってみたい」という目先のことでした。所属している、キャンプを通して子どもたちの多文化共生を考えるサークルも、実は「キャンプ」に惹かれて入って、あとで活動内容を知ったんです。きっかけは単純だけど、ここで経験したことはどんなことでも無駄にはならないと思っています。今は直接役に立たなくても、自分の姿勢次第で経験を活かせる時が必ず来るはずです。

渡邉 笑美香